目次
1日目(2024年7月28日)
スタディツアーに出発!
ー午前8時 伊丹空港ロビーに集合
朝8時に集合した参加者は、中学生5人と高校生2人の合計7人。
出発式で注意事項を聞いてから、搭乗手続きを終え、あとは飛行機に乗るばかり。待ち時間に少しだけ会話をする姿が見られました。

記憶と記録、反省と教訓の伝承 / 東京電力廃炉資料館
最初に見学したのは、東京電力廃炉資料館。福島第1原子力発電所の事故で当時何が起こったのか、その記憶や記録、さらにその後の取り組み状況を伝えています。爆発がなぜ起こったのか、説明を聞きます。



放射性物質に汚染されたごみの処分は?/ リプルンふくしま
埋立処分の方法や状況を「見て 触れて 学べる 体験型情報館」リプルン福島。
どのように運び出し、埋めているのか。作業をされる方や地域の安全は守られているのか。その流れや状況の説明を受けました。



実際に屋外で空間線量率を測定。除去作業が完了していない場所を、手を伸ばして測定しました。数値は少し高いものの、世界の線量率と比べるとそれほど高くはありませんでした。
最後に、来館記念にインスタントカメラで撮影。来年のために、ボードに貼って帰りました。
1日目の振り返り/ いこいの村なみえ
1日の終わりに、「今日感じたこと」「周りに伝えたこと」などを意見交換。これらを新聞づくりの素材にします。

2日目(2024年7月29日)
複合災害の実態と復興への道 / 東日本大震災・原子力災害伝承館
原子力災害と復興の記録、そこから得た経験や教訓を未来に伝える災害伝承館です。



災害展示品を熱心に見ながら、今なお続く、福島の復興への道のりの厳しさを感じたようでした。
私の大平山はどこ? / 浪江町震災遺構ガイドツアー
海から300m離れたところに位置する「浪江町立請戸小学校」。東日本大震災の大きな津波に飲まれることなく、児童・教職員全員が無事に避難することができた「奇跡の小学校」と言われています。




避難先として目指した「大平山」で、ガイドの方が「自分にとっての『大平山』はどこなのか、よく考えてください」話されました。その後、双葉町駅前に残る震災の傷跡を見て回りました。
元気に泳ぐ魚たちが「復興」のシンボル / アクアマリンふくしま
津波による浸水や電力喪失により、生物の9割を失った水族館「アクアマリンふくしま」。全国の水族館や、地域の願い、職員の頑張りで約4か月後に再オープンをしました。


2日目振り返り
いわき市内の宿に着いた後は、本日の振り返り。今日は被災者からの視点から、東日本大震災を見る1日となりました。2日目は、それぞれに自分の意見を出し合い、まとめていきました。


3日目(2024年7月30日)
「さつまいも」で復興をめざす / 福島しろはとファーム
しろはとファームのある楢葉町は、福島第一原発から約20㎞のところにあり、一時は避難指示が出された警戒区域です。この農場を中心に、「さつまいも」を通じて、地域の人々の交流や産業の活性化を目指しています。
暑い中、おいしく大きなさつまいもができるように農場の雑草をぬくお手伝いをしました。

そのあと、さつまいもの貯蔵庫を見学。温度管理された倉庫にたくさんのさつまいもが積まれていました。

鮭の遡上に期待を寄せる / 木戸川漁業協同組合
震災前の木戸川は鮭が遡上する日本有数の川でした。震災5年後に稚魚の放流が再開されましたが、遡上への道のりは厳しい状況です。ここでは、当時や今の木戸川についてお話を聞きました。

命の尊さを伝え続ける / 閖上の記憶
最後は、宮城県仙台市閖上地区にある「閖上の記憶」に行きました。当時、中学生だった息子さんを亡くした語り部の方から、「あの日何があったのか」「命を守るために大切なこと」についてお話を伺いました。
今は穏やかな海が、一瞬にして何もかも流していった地区にある慰霊碑に。「忘れない」の思いを込めて手を添えました。

旅の学びや思いをまとめる / 新聞製作(2024年8月8日)
それぞれの思いを一つの新聞にまとめる
旅から戻った参加者は、それぞれに伝えたい場所や思いを寄せ合って新聞づくりをしました。レイアウトや写真などすべてが参加者主体ですすめ、「虹っ子福島新聞」が出来上がりました。




